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恋に効果 ハワイアンジュエリー いろいろ モチーフ リリウオカラニ

ハワイアンジュエリーにはそれ自体が非常に深い意味を持つモチーフがたくさんありますよね。
その中のリリウオカラニをご紹介しましょう。
ハワイ通の方ならとっくにご存知かもしれません。
ハワイがまだ独立した国であったとき、ハワイ王朝がハワイ全島を統治していました。
ハワイ王朝自体は250年くらいの歴史があります。
誇り高き王族だったといわれていますが、その最後の女王陛下がリリウオカラニなのです。

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1.生まれ
美貌で名高かったという女王陛下。
彼女は最初から女王陛下になるべくして生まれたわけではありませんでした。
彼女は1838年9月2日王族の親族の中(貴族と呼んでいいのでしょうか?)の娘として生まれました。
その頃の王族の習慣で、お互いに子供を養子に出し、育てあうというものがありました。彼女も2歳の時、カメハメハ大王1世の孫に養子に出されます。
小さいころから好奇心旺盛で、聡明、そして何よりも大自然をこよなく愛した人だったそうです。
幼い頃よりその自然の中に宿る神々を信仰し、また同時にハワイ王国の正教であったキリスト教に帰依し、欧米の文化にも親しんでいたそうです。
ホノルルのロイヤル・スクールで他の王族の子女たちと英語や音楽を学んだ彼女は、持ち前の好奇心、聡明さでスポンジが水を吸収するがごとく、それらを身につけ、学問にいそしんだそうです。
ハワイ王朝の王はなぜか短命な方が多かったのです。
王位継承者が次々に亡くなる中、彼女の兄カラカウラが即位します。そして運命というか、兄の王妃とともにイギリス、ヴィクトリア女王に謁見するためイギリスを訪問している間にハワイでクーデターが起き、兄のカラカウラ王は窮地に追い込まれます。
そんな中に帰国した彼女です。実の兄が王なのですから、彼女の王位継承権は第二位になっていました。

2.結婚
1860年、彼女は24歳の時、アメリカ人の白人、後のオアフ島の知事となるジョン・ドミニスと結婚しました。
二人は非常に仲睦まじく、二人が一緒にいるところを見た人は、その熱々ぶりに驚いたそうです。ほほえましいエピソードですよね。
そんな幸せな新婚生活を送っていた彼女ですが、歴史の波に翻弄されます。
王だった兄カラカウラがサンフランシスコで客死してしまったのです。

3.ハワイ王朝初の女王として即位
兄の次は自分。
リリウオカラニはハワイ王朝初の女王陛下となりました。
クーデター政権の中での即位とはいえ、もともと王位継承には非常に遠い存在だった彼女が、あれよあれよという間に女王様になってしまったのです。
出世の神としてあがめたい気分ですよね。

4.夫の死
しかし神様は残酷です。彼女が女王として即位した7か月後、愛する夫ジョン・ドミニスはなくなってしまったのです。
24年間の結婚生活でした。
愛し合っていた夫婦だっただけに彼女の悲しみは計り知れません。
その上二人には子供がいませんでした。一人取り残された彼女の孤独感を思うと胸が痛みます。
彼女は可愛がっていた姪を養女にして愛情を注ぐことで、夫を失った悲しみをいやしたそうです。
またキリスト教にも深く帰依していたため、天国で再び夫と会えることを楽しみにしていたそうです。
なんだか世知辛い話が多い昨今、涙が出てきそうな話ですよね?

5.一般市民となるまで
それでも女王は強くあらねばなりません。
彼女はハワイに土足で入り込み、ネイティブハワイアンが培ってきた文化そのものを否定し、ただの植民地の一つにする「動き」にできる限りの抵抗をしました。
実は日本も彼女の手助けをしているんですよ。
ご存知でしたか?
明治時代後期だった日本、欧米列強の植民地政策には反対していました。
ですから、ネイティブハワイアンが平和に統治していて尚且つ王室まである国を植民地にしようとしている、アメリカに対して非常に不快感を募らせ、軍艦をハワイに向け配置したほどです。
ハワイを独立した一つの国にしよう。
歴代王の中でもその思いが一際強かった女王。
かなりの抵抗をしたそうです。
が、その努力もむなしく1893年、降伏し、女王をはじめとする王族は一般市民としてハワイの地で生きることを強いられました。
在位期間わずか2年。しかし女王のその2年は非常に濃いものでした。

6.アロハ・オエに込められた思い。
「私の愛する人に神のご加護がありますように」「私の愛する人が神様からもっと愛されますように」そう意味するハワイ語の有名な歌アロハ・オエ。
この歌詞を書いたのがリリウオカラニでした。
慈悲深く、ハワイの大地と国民を愛し、一人の女性としても夫を生涯愛しぬき、王座を去る時に残したのがこの詩だそうです。

7.モチーフとしてのリリウオカラニ
私がもし指輪をオーダーするなら、彼女をモチーフにした「リリウオカラニ」を選ぶでしょう。彼女のように誇り高く、また強く、女性らしく、また今でいえばカリスマ性にあふれた女性。
現在、彼女のような女性が、求められているのではないでしょうか?

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込められた意味もさることながら、非常に美しいスタイリッシュなモチーフです。

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マリッジリング(結婚指輪)に選ぶなら、最適ですよね。
リリウオカラニのような強くあってもいつまでも初々しさを失わない、少女のような可憐な奥さんでいてほしい、そう思いませんか? また女性も彼女のように、一途に夫を愛したい、そう思いませんか?

写真協力/プアアリ